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2007年 03月 13日

ゲームとの戦い

ここ一年ほど、悩み続けていることがあります。
多くの子供たちがもつ○天堂 ○Sについてです。

公園、児童館、行政センター、お稽古の場、病院、道路。。。。
日々、目にする○Sをもち、数人で居るにもかかわらず、無言でゲームをする子供たち。

なんなんだろう・・・この光景はおかしいものではないのか?
この子供たちの親はどう思っているのだろう?


そんなぶつけようのない疑問をずっと胸にためこんでいました。

何度も子供たちにも親たちにも ”これでいいの?どうなの?”と問いかけはしてきました。
しかし、返ってくる言葉は  ”あたしがやりたいんだもん!”   ”みんな持っているから仕方ないよ”   ”そういう時代だから”   ”コミュニケーション?してるよ。通信で。”


”ちがうだろう!!!”   心の中で大きな声で叫び、噛み合えない状況に苦しみ
”それぞれの家庭の考え方だ・・・”と自分の中で、噛み砕き、想いをぐっと飲み込んできた。


しかし、一ヶ月ほど前、我が家の長男と一緒にお風呂に入っていた時、
湯舟に浸りながら、大きな目に涙をいっぱいためて・・・そのうち大きな声で泣きました。
ほとんど泣くことのないわが子の 涙。     びっくりし、話しを聞きました。
クラスの男子のなかで○Sをもっていないのが自分、一人。   幼稚園児ですよ。
 ”おまえ、もっていないから、話しわかんねーだろ!”など、日ごろ言われていたようです。
しかし、そんなにひどい状況だとは・・・
一緒に泣きました。。。

今、○Sを与えてあげることが一番で簡単で楽になる方法なのかもしれません。
だけど、ちがうと思う。     家族でたくさん話しました。
そして、何かしなくては。  我が子のためにも、同じ悩みをもつ少数のお母さんのためにも。 


  先日、幼稚園にプリントを作成し、持参しました。 もう卒園なのですが、卒園式でも
お話してもらいたいと、頼んできました。
本当は小学校でもしてもらいたいのですが。
まだまだ、出来ることを見つけて、がんばるぞ!          

by arc-d | 2007-03-13 10:16 | 想い | Comments(2)
Commented by 施主(夫) at 2007-03-13 13:11 x
日記拝見させて頂きました。

と、同時に自分の胸も苦しくなり目に涙が・・・


そして自分の幼少期とラップさせている自分が・・・。

私の場合、いじめやからかいはありませんでしたので、嫌な記憶ではありませんが、周りが持っているから自分にも与えて欲しいと泣きついた事は憶えています。

結果、両親は購入してくれましたが、両親も田島さんと同じような葛藤はあったのだと思います。そして、これから自分が親としてこの葛藤と立ち向かわなければならない日が近づいてきているのを改めて感じています。

恥ずかしながら、現時点では打開策もありませんし、かっこいいコメントも書けません。

だけど、田島さんのお子さん達はとてもピュアで真直ぐな瞳をお持ちだから、買い与えたとしてもそんなに支障はないと思いますよ。
それに、子供達はちゃんと親の背中を見て育ち、尚且つその親が田島夫妻なんだから。

最後に私の自慢話を。
私は出会いの運はずばぬけて恵まれています。
その証拠に田島夫妻にめぐり合えているのですから。

Commented by arc-d at 2007-03-13 13:32
コメントありがとうございます。
ずっとブログを更新せず、田島に”三日坊主だ”と怒られて、
今日、一気に三件もアップしてしまいました。
また一週間あいちゃったりして(笑)
 
 ここ一ヶ月ほど、子供と二人でたくさん泣きました。
こんな考えのママなので子供は苦しいのかもしれません。
でも振り返ってみても、昔からずっと、このスタイルでぶつかり、ぶつかり生きてきているので変えられないようです。
 子供よ。強く生きてくれ。                   花


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